ぬまづの、おだしは毎日でも、そうでなくても

おだしは毎日でも、そうでなくても

  撮影 / 有坂政晴(STUH)

ふわふわの削り節は、しあわせの香り。

朝早くおきて削り節を削り、美味しい汁ものをつくる。素敵な一日の始まりではありますが、そうは言っても毎日は難しい。「削り節は体に良いものと聞くから取り入れたいが、なかなか時間がなくて」とよく聞きます。すべてが手軽なものに囲まれた生活は味気ないですが、少しずつバランス良く、便利なものも取り入れて。毎日がおいしく自身と家族の体にも優しいものになればと思っています。

「ぬまづの、おだし」のお粉だしは、魚そのものを味わっていただくために出来上がりました。魚だけで、かけてもあえてもどんな使い方でも美味しくなるように。

美味しい汁ものがほしいとき、休みの朝は昆布と開けたての薄削り節で一番だしを。忙しい朝は「さばの、お粉」小さじ1に、しょうがを少し、ねぎと海苔をぱっぱと入れて、醤油をひとたらし。熱湯を入れれば簡単あったかさばスープです。時間がたっぷりある日には、厚削りをじっくりと煮出し、どっしりとしためんつゆを。時間がなければ、冬の残りの根菜類と「いわしの、お粉」で簡単煮物を。野菜にお粉をふりかけ、くつくつと煮て味を調えて完成です。無理せずおいしくいただくために、おだしを活用してください。どんなときでも、良い塩梅のおだしをどうぞ。