ぬまづの、おだしかつお本枯節

おだしかつお本枯節。

  撮影 / 有坂政晴(STUH)

かつお本枯節、はじめます。

魚の節には大きく分けて2種類あります。カビづけした"枯節"と、カビづけをしない"荒節"。皆様にお届けしている、まぐろ・さば・あじ・いわしのお粉たちは"荒節"にあたります。

"荒節"とは、煮て、1ヶ月ほどかけて燻しながら乾燥させたもの。スモーキーで魚本来の香りや味わいが強い仕上がりになります。

そして"枯節"とは、煮て、燻し、さらに鰹節特有のカビをつけて脂肪や水分を減らし、旨みを凝縮たものになります。雑味がなくなり、上品でより澄んだ出汁を取ることが出来ます。

中でも"本枯節"となると、カビづけと乾燥を4回以上行ったものを指します。そのため、1ヶ月ほどで仕上がる"荒節"に対し、"本枯節"は仕上がりに半年ほど時間がかかってしまいます。手間と時間をかけて仕上げるため、そのぶん値段も高価になります。

「ぬまづの、おだし」では、この「かつお本枯れ節」を2017年より販売スタートいたします。"荒節"のお粉と、"本枯節"。おだしはどちらも旨みにあふれています。魚本来の旨み、香りがお好みのかたはお粉を。より上品で澄んだ味わいがお好みのかたは"本枯節"をお選びください。

添加物をまったく入れず、香りと旨みを保ったままお届けしている「ぬまづの、おだし」の"本枯節"。販売が始まりましたらまたご報告させていただきます。