撮影 / 林奈津子(L3 Inc.)
「ぬまづの、おだし」が2015年の年末よりスタートして半年、そんな折にもっとおだしを身近に感じていただこうと「ぬまづの、おだし」初の試み、ワークショップを行いました。
料理教室やウェブのレシピなどで出汁の取り方や扱い方は知ることができますが、「ぬまづの、おだし」では、さらにもう一歩。日本古来の文化である「出汁」や「旨み」を伝える基本的な英語が知りたい。「おだし×ENGLISH」これが今回のワークショップのテーマです。
6月のある日曜日、沼津市のおとなり三島市でコミュニケーションに関するお仕事をされている、ジェームズ・モロイさんを講師としてお招きし、沼津のサラエボストアでワークショップの開催です。まずは「ぬまづの、おだし」についての基礎知識を日本語で学んだ後に、英語レッスンへ。基礎的な英単語から、実践編として出汁の試飲。試飲には、鰹本枯節、鰹荒節、鮪節血合い抜き、鯖節、鯵節、鰯節、煮干し、ほんだしの8種類を飲み比べ、味の違いを英語で伝えるというなかなか上級な内容。最初は抵抗があった英会話ですが、試飲の頃には皆さん積極的に英語で伝え合う姿が見えました。最後におだしランチをいただき、ワークショップの終了です。
参加してくださった方、そして協力してくれた皆さんから「楽しかった!」の声をいただけて本当にうれしく思います。皆さんとともに学びながらの「ぬまづの、おだし」。これからもワークショップやイベントなど開催していく予定でおります。