あじとゆり根のふんわりがんもどき

フード:舟久保琴恵 / 撮影:有坂政晴(STUH) / スタイリング:大関涼子 / デザイン:林奈津子(L3 Inc.) / 構成・文:石垣優子(ぬまづの、おだし)

10/19秋のレシピ

ゆり根を使ったふんわりがんも、
"あじ"でしっかり味に。

「あじとゆり根の
ふんわりがんもどき」

ゆり根。秋の白色食材のひとつ、ゆり根は体内に潤いを補ってくれます。"秋の白色"には"冬の黒色"を合わせると相乗効果でさらにおすすめ。ここでは黒ごまを合わせました。季節の組合せで体を整えましょう。

メモ

本来、木綿豆腐を使うがんもどきですが、水切りの必要の無い厚揚げが簡単でおすすめです。季節の食材に、お粉でしっかり味に仕上げたがんも、是非おためしください。少量の油で作ることができるのでおすすめです。


「材料 2人分」

■あじの、お粉   専用スプーン大盛り2杯(大さじ1杯)

 ゆり根      15g(乾燥)

 厚揚げ      2枚(300g)

 にんじん     1/3本

 山芋       30g

 卵        1/2個

 黒ごま      大さじ1杯

 片栗粉      小さじ1/2杯

 塩        小さじ1/2杯

ふんわりがんもどき

「作り方」

  • 1、乾燥のゆり根を水に漬け戻し、熱湯で1分ほど煮る。
  • 2、にんじんはみじん切りに。山芋はすりおろしておく。
  • 3、厚揚げをミキサーにかけてふんわりさせたらボールに移し、山芋のすりおろし、「あじの、お粉」、溶き卵、片栗粉、塩を加えてよく混ぜる。
  • 4、混ぜた種を10等分にしたら手に油を少しつけ、丸める。
  • 5、170℃の油できつね色になるまで揚げ、完成。お好みで大根おろしを乗せてもOK。
おだしレシピ考案舟久保琴恵… "72の季節"を食卓へ届ける旬レシピクリエイター。旬の素材を使うことで食生活をより自然に改善していくことを推奨。薬膳の知識に加えて素材への造詣も深く、商品開発、レシピ提案、料理教室など多くの分野で活躍の場を広げている。国際薬膳調理師、ジュニア野菜ソムリエ、豆腐マイスター、だしソムリエ資格所持。