2種のおだしとゴロッとかぶのカレースープ

フード:舟久保琴恵 / 撮影:有坂政晴(STUH) / スタイリング:大関涼子 / デザイン:林奈津子(L3 Inc.) / 構成・文:石垣優子(ぬまづの、おだし)

10/5秋のレシピ

秋に食べたい白い食材、
今回はかぶを丸ごと使ったヘルシースープです。

「2種のおだしと
ゴロッとかぶのカレースープ」

かぶ。薬膳を伝える私としては、"秋は白いものを摂る!"が合言葉です。大和いもに続いて今回はかぶ。朝晩が涼しくなる日には温かいかぶのスープがおすすめ。かぶで疲れた内臓を癒し、カレーで食欲増進を。

メモ

油を使わず、かぶがゴロッと入ったヘルシースープ。味に厚みを出すために、お粉を多めに2種使いました。牛乳の代わりに豆乳もおすすめです。カレー味なので、ご飯を入れて雑炊にしても美味しいですよ。


「材料 2人分」

■さばの、お粉   専用スプーン3杯(小さじ3杯)

■まぐろの、お粉  専用スプーン2杯(小さじ2杯)

 かぶ       2株(葉つきのもの)

 トマト      1/2個

 にんにく     1/2片

 カレー粉     小さじ1/2杯

 牛乳       200cc

 お湯       200cc

 塩        小さじ1/2杯

おだしとゴロッとかぶのカレースープ

「作り方」

  • 1、200ccのお湯に「まぐろの、お粉」と「さばの、お粉」を専用スプーン2杯ずつ入れ混ぜておく。
  • 2、かぶの葉は2~3cmに切る。トマトはざく切りに、にんにくはみじん切りにしておく。
  • 3、鍋にかぶの葉、にんにく、トマトを敷き、その上に皮をむいたかぶを丸ごと置く。
  • 4、かぶの上から、お粉を入れたお湯をそそぎ、フタをして弱火で15分ほど煮込む。
  • 5、水分が半分程度に減ったら、火を止めて牛乳を加える。
  • 6、カレー粉、「さばの、お粉」専用スプーン1杯分、塩を加えて味を調える。ひと煮立ちしたら出来上がり。
おだしレシピ考案舟久保琴恵… "72の季節"を食卓へ届ける旬レシピクリエイター。旬の素材を使うことで食生活をより自然に改善していくことを推奨。薬膳の知識に加えて素材への造詣も深く、商品開発、レシピ提案、料理教室など多くの分野で活躍の場を広げている。国際薬膳調理師、ジュニア野菜ソムリエ、豆腐マイスター、だしソムリエ資格所持。