きのこたっぷり、まぐろの炊き込みご飯

フード:舟久保琴恵 / 撮影:有坂政晴(STUH) / スタイリング:大関涼子 / デザイン:林奈津子(L3 Inc.) / 構成・文:石垣優子(ぬまづの、おだし)

9/14秋のレシピ

3種類のきのこがたっぷりと入った、
旨みいっぱい炊き込みご飯。

「きのこたっぷり、
まぐろの炊き込みご飯」

きのこ。子供のころ祖母がよく作ってくれた思い出の混ぜご飯、我が家では炊き込みご飯としてその味を受け継いでいます。見た目にも秋らしくなるように、きのこたっぷりに。きのこは食物繊維も豊富で貧血にも良いとされています。夏バテ解消効果もあるので今の時期に一番の食材なんです。

メモ

炊くときに「まぐろの、お粉」を加えるだけの簡単炊き込みご飯。これと少しの調味料だけでしっかりと味がつくのでおすすめです。きのこは舞茸やしめじでも美味しく出来上がります。


「材料 2人分」※南部鉄器を使用した場合

■まぐろの、お粉   専用スプーン大盛2杯(大さじ1杯)

 米         1.5合

 たもぎ茸      100g

 やなぎのこ     100g

 干ししいたけ    3枚

 人参        1/4本

 油揚げ       1/2杯

 塩         小さじ1/2杯

 醤油        小さじ1杯

まぐろの炊き込みご飯

「作り方」

  • 1、米をとぎ、30分~1時間おく。干ししいたけは水に戻しておく。
  • 2、きのこは食べやすい大きさにカットし、油揚げは細く切っておく。人参はいちょう切りに、戻したしいたけは薄切りにする。
  • 3、米を南部鉄器に移し、そこに干しシイタケの戻し汁100ccと水と醤油合計300ccを加える。さらにカットした具材を加えて火にかける。
  • 4、南部鉄器は沸騰するまでは強火に、沸騰後は弱火に調整して12分程度炊く。その後火を止めコンロから離し、10分程度置いておけば完成。
おだしレシピ考案舟久保琴恵… "72の季節"を食卓へ届ける旬レシピクリエイター。旬の素材を使うことで食生活をより自然に改善していくことを推奨。薬膳の知識に加えて素材への造詣も深く、商品開発、レシピ提案、料理教室など多くの分野で活躍の場を広げている。国際薬膳調理師、ジュニア野菜ソムリエ、豆腐マイスター、だしソムリエ資格所持。