あじとなすのケバブ、夏野菜を添えて

フード:舟久保琴恵 / 撮影:有坂政晴(STUH) / スタイリング:大関涼子 / デザイン:林奈津子(L3 Inc.) / 構成・文:石垣優子(ぬまづの、おだし)

7/13夏のレシピ

夏野菜はお好みで。
豚小間肉の簡単ケバブ作り。

「あじとなすのケバブ、
夏野菜を添えて  」

なす。暑くなるとなすの消費が増える我が家。なすには身体にこもった熱を鎮め、血流をよくする働きがあるので、暑くて血液ドロドロ~そう感じたら、なすをたっぷり食べています。素材そのまま、何もつけずに食べたかったので「あじの、お粉」でしっかり味にしました。

メモ

トルコの料理ケバブ、本来はなすとお肉を交互に櫛に刺して焼く料理ですが、手間がかかるので一緒に練って焼き上げました。豚肉はひき肉でもOK。

地のもの

増島農園の白あわび茸:静岡県伊豆の国市で作られる白あわび茸、肉厚でコリコリとした食感、そしてジューシーな味わいが魅力です。


「材料 2人分」

■あじの、お粉     専用スプーン大盛4杯(大さじ1.5杯)

 豚小間肉       120g

 なす         1本

 玉ねぎ        1/4個

 にんにく       1かけ

 小麦粉        大さじ1

 塩          小さじ1/2

 オリーブ油      大さじ1

(付け合わせ)

 アスパラガス     3本

 白あわび茸      1本

あじとなすのケバブ

「作り方」

  • 1、なすは1センチ角に切り、塩をふり水気を切る。玉ねぎはみじん切り、にんにくはすりおろしておく。
  • 2、ボウルに刻んだ玉ねぎとにんにく、水気をしっかりと切ったなすを入れる。そこに豚小間肉を手で食べやすい大きさにちぎりながら加える。
  • 3、ボウルに、塩、小麦粉、「あじのお粉」を振りいれ、手でねばりが出るまで練る。
  • 4、まとまる程度に固さが出たら、ひと口大の小判型に成形する。
  • 5、フライパンにオリーブオイルをひき、付け合わせのアスパラとスライスした白あわび茸に火を通す。軽く塩を振り、お皿に並べておく。
  • 6、フライパンにオリーブオイルを足し、成形した肉を焼き色が付くまでしっかりと焼いて完成。白あわび茸の上に並べて食卓へ。
おだしレシピ考案舟久保琴恵… "72の季節"を食卓へ届ける旬レシピクリエイター。旬の素材を使うことで食生活をより自然に改善していくことを推奨。薬膳の知識に加えて素材への造詣も深く、商品開発、レシピ提案、料理教室など多くの分野で活躍の場を広げている。国際薬膳調理師、ジュニア野菜ソムリエ、豆腐マイスター、だしソムリエ資格所持。