ツナとしっとり米粉パンとあじとなすの豆腐ディップ

フード:舟久保琴恵 / 撮影:有坂政晴(STUH) / スタイリング:大関涼子 / 構成・文:石垣優子(ぬまづの、おだし) / デザイン:ヤギシタデザイン

「材料 2~3人分」

ツナのしっとり米粉パン

■まぐろの、お粉     専用スプーン大盛6杯(大さじ2)

 湯(35℃)      130ml

 (A)米粉       140g

 (A)ドライイースト  小さじ1

 (A)砂糖       大さじ2

 塩           小さじ1/2

 菜種油         大さじ1

 (用意するもの)    18センチパウンド型

あじとなすの豆腐ディップ

■あじの、お粉     専用スプーン大盛7杯(大さじ3)

 木綿豆腐       1/2丁(150~200g)

 なす         2本

 オリーブ油      大さじ3

 (A)にんにく    1/2~1かけ

 (A)オリーブ油   大さじ1

 (A)レモン汁    大さじ1

 (A)醤油      小さじ1

 塩          少々

ツナのしっとり米粉パン

「作り方」

  • 1、「まぐろの、お粉」を35℃程度のお湯に溶かしておく。
  • 2、(A)をよく混ぜ合わせてから、塩と溶かした「まぐろの、お粉」を加える。
    さらに、菜種油を入れ粉気が無くなるまで5分程度よくかき混ぜる。
  • 3、18センチのパウンド型にクッキングシートを敷く。そこに混ぜた生地を流し込み、全体をまとめ、ふんわりとラップをする。ラップのふちは空気が入らないよう留める。
  • 4、30℃程度の暖かい場所に30分ほど置き2倍程度の大きさになるまで発酵させる。
    気温が低い場合は、オーブンの発酵機能を使って発酵させる。
  • 5、200℃に予熱したオーブンで約20分焼く。焼きあがったら型ごとアルミ箔にふんわりと包んでおくとしっとりとした食感に。粗熱が取れたら型から出して出来上がり。
  • 1、豆腐は2時間程度水切りしておく。
  • 2、なすとにんにくをみじん切りにしておく。
  • 3、フライパンにオリーブオイルをしき、にんにくを炒める。香りがしてきたら、
    なすを加え、一緒に炒める。
  • 4、炒めたなすをフライパンから取り出し、冷ましておく。
  • 5、豆腐をブレンダ―またはミキサーにかけ、全体がふんわりしたら(A)を加えてさらに混ぜる。
  • 6、豆腐を取り出し、なすと塩を加えてよく混ぜ合わせたら出来上がり。

季節効能

アレルギーを気にせず食べられるグルテンフリーの米粉パン。ポイントは「菜種油」を使ったことです。胃もたれと便秘を防ぐオレイン酸が豊富な菜種油には、ビタミンKも含まれます。骨を丈夫にするビタミンK、カルシウムと一緒に取るとより効果的なので「おだし」との相性も◎。菜種油におだしを加えた米粉パンでこの時期の胃腸を整えて。 さらにディップも胃腸に優しく。クリーム系ではなく「豆腐」を採用。にんにくとなす、そして丸みのある「あじ」でしっかりめに味をつけた和風ディップがおすすめです。

メモ

ディップに生ハムと素揚げしたカブを乗せればパーティーレシピに早変わり。