ぬまづの、ひもの本日の天日干し。

ひもの本日の天日干し

  撮影 / 石垣優子

めざし(カタクチイワシ) / 加倉水産

にぼしの合間の、
めざし作り。

夏至をむかえ、静浦でもいわしが盛んに水揚げされています。「ぬまづの、にぼし」には型や脂の乗りなど厳選した魚を使うため、型違いなどの理由で多くのいわしが「ぬまづの、にぼし」から外れてしまいます。ですが、外されたいわしももちろん美味しい。そこで、にぼし作りの合間に、型違いで「ぬまづの、めざし」作りはじまりました、


水洗いした魚を塩汁に漬け、天日でじっくりと仕上げます。丸く太ったヒライワシはほおざしで丸干しに。細くきれいなカタクチイワシはめざしにと、魚種によって干しかたに違いがあるものの、キラキラと銀色に光るいわしが次から次へと干されていきます。仕上がっためざし、あぶっていただくと、塩っけがちょうど良く、じんわりと海の旨みが広がる絶品です。母が作る生のいわしを使った「いわしのなめろう」も最高です。すべて、今の時期、そしてこの地域でしか食べられないものばかりです。たっぷりといただくことができて本当に幸せに感じます。

もともと常連のお客様にむけて販売されていた秘密の天日干しですので、大量には生産されません。気になるかたはメールでお問い合わせください。