いわしとからしのピリッとおひたし

フード:舟久保琴恵 / 撮影:有坂政晴(STUH) / スタイリング:大関涼子 / デザイン:林奈津子(L3 Inc.) / 構成・文:石垣優子(ぬまづの、おだし)

11/2冬のレシピ

普段とは少し違ったおひたし。
風味の強いいわしで仕上げました。

「主張する、いわしと
からしのピリッとおひたし」

小松菜。血を増やす効果があり、髪のツヤも増す小松菜は1年を通して食べたい野菜。特に冬にはたっぷり食べていただきたい。そこで具材にさっぱりした鶏ささみを追加してからしを効かせ、やみつきになるお味に仕上げました。

メモ

アクセントにおだしを効かせました。風味が強く主張する「いわしの、お粉」はひと煮立ちさせるだけでさらに風味が増すんです。いわしの風味、ピリッとしたからしで普段とは少し違ったおひたしに仕上がります。


「材料 2人分」

■いわしの、お粉 専用スプーン大盛り2杯(大さじ1杯)
 小松菜 1束(200g)
 ささみ 2枚
 油揚げ 1/2枚
(A)水 200cc
(A)薄口醤油 小さじ2
(A)みりん 小さじ1
(A)塩 ひとつまみ
 酒 小さじ1
 練りからし 小さじ1/2

主張するいわしとからしのピリッとおひたし

「作り方」

  • 1、(A)と「いわしの、お粉」を鍋に入れ、ひと煮立ちさせ冷ましておく。
  • 2、ささみに酒をふり、ふんわりラップをかけたら電子レンジで2分程度加熱して酒蒸しにする。(せいろの場合は、ささみに酒をふり10分程度加熱)粗熱が取れたら手でほぐしておく。
  • 3、小松菜は芯が残る程度に茹で、しっかりと水気を切り5cmに切る。油揚げはさっと湯通ししたら軽く絞り、1cm幅に切っておく。
  • 4、1、に練りからしを溶かし、ささみと小松菜、油揚げを入れて和えたら出来上がり。
おだしレシピ考案舟久保琴恵… "72の季節"を食卓へ届ける旬レシピクリエイター。旬の素材を使うことで食生活をより自然に改善していくことを推奨。薬膳の知識に加えて素材への造詣も深く、商品開発、レシピ提案、料理教室など多くの分野で活躍の場を広げている。国際薬膳調理師、ジュニア野菜ソムリエ、豆腐マイスター、だしソムリエ資格所持。