2種のおだし香る、ゴーヤーチャンプルー

フード:舟久保琴恵 / 撮影:有坂政晴(STUH) / スタイリング:大関涼子 / デザイン:林奈津子(L3 Inc.) / 構成・文:石垣優子(ぬまづの、おだし)

8/17夏のレシピ

切って炒めるだけの時短料理も、
おだしが入ればしっかり味に。

「2種のおだし香る、
ゴーヤーチャンプルー」

ゴーヤー。昔から沖縄ではただの野菜としてではなく"夏バテ防止の専用食材"として活躍していたようです。
あの苦味が大好きな我が家、ゴーヤーチャンプルーもゴーヤーをちょっと厚めに切って作っています。パパッと食べたいときはご飯にのせて丼にしていただいています。

メモ

「まぐろの、お粉」と「あじの、お粉」を半分残しておき、調理の最後にさっと加えることで香りが広がり食欲増進につながります。ゴーヤーチャンプルーは冷めても美味しいのでお弁当のおかずにもおすすめ。


「材料 2人分」

■まぐろの、お粉    専用スプーン3杯(大さじ1杯)

■あじの、お粉     専用スプーン3杯(大さじ1杯)

 ゴーヤー       1本

 人参         1/2本

 厚揚げ        200~300g

 豚小間肉       100g

 卵          2個

 油          大さじ2

 醤油         大さじ1

ゴーヤーチャンプルー

「作り方」

  • 1、ゴーヤーを縦半分に切り、薄くスライスする。スライスしたら塩もみにしておく。
  • 2、人参は短冊切りに、厚揚げはひと口大に切っておく。
  • 3、フライパンに多めの油(分量外)を熱し、といた卵を入れてざっと炒め取り出しておく。
  • 4、同じフライパンにさらに油を加え、豚肉を炒める。色が変わる程度に炒めたら、ゴーヤーと人参を加えてさらに炒める。
  • 5、火が通ったら厚揚げを加え、醤油と2種類のお粉を半分振り入れ炒めながら混ぜ合わせる。
  • 6、最後に卵と残りの半分の2種類のお粉を振り入れ、ざっくりと混ぜて出来上がり。
おだしレシピ考案舟久保琴恵… "72の季節"を食卓へ届ける旬レシピクリエイター。旬の素材を使うことで食生活をより自然に改善していくことを推奨。薬膳の知識に加えて素材への造詣も深く、商品開発、レシピ提案、料理教室など多くの分野で活躍の場を広げている。国際薬膳調理師、ジュニア野菜ソムリエ、豆腐マイスター、だしソムリエ資格所持。