空豆とまぐろのまろやか冷製ポタージュ

フード:舟久保琴恵 / 撮影:有坂政晴(STUH) / スタイリング:大関涼子 / デザイン:林奈津子(L3 Inc.) / 構成・文:石垣優子(ぬまづの、おだし)

6/22夏のレシピ

飲みやすい冷製ポタージュで夏の身体作り。

「空豆とまぐろの
まろやか冷製ポタージュ」

季節効能

5月、6月に旬を迎える「空豆」。鞘が茎から空に向かって伸びていく様子からその名がついたそう。見ているだけで元気をもらえる空豆は、水分代謝を高め胃腸の働きを整えてくれるのでむくみ解消におすすめ。この時期の疲労回復に、飲みやすいポタージュでいただいてみてください。

メモ

牛乳と相性の良い「ツナ」を使いました。和風になりすぎず、食材とよく合うのでおすすめです。少量でも味がしっかりつくので、おだしの量はお好みで調整してみてください。今回は冷製にしましたが、温かいままでも美味しくいただけます。鞘つきが無ければ冷凍空豆を使ってももちろんOK。


「材料 2~3人分」

■まぐろの、お粉  専用スプーン大盛5杯(大さじ2)

 空豆鞘付き    600g(豆だけの場合150g)

 じゃがいも    80g(中1個程度)

 玉ねぎ      1/2個

 水        200cc

 牛乳       200cc

 バター      15g

 塩        小さじ半分

まろやか冷製ポタージュ

「作り方」

  • 1、空豆を鞘から取り出す。豆のお尻部分にちょんっと少しだけ切り込みを入れてゆでる。じゃがいもと玉ねぎは薄切りにしておく。
  • 2、熱した鍋にバターを入れて溶かす。鍋にじゃがいもと玉ねぎを入れ、しんなりするまで炒める。
  • 3、鍋に水と「まぐろの、お粉」を加え、じゃがいもがしっかり柔らかくなるまで煮る。
  • 4、空豆は最後の飾り用に1、2個残し、残りは鍋の中身と一緒にミキサーにかける。なめらかになったら鍋に戻して再度火にかける。ふつふつとしてきたら鍋に牛乳を加えて混ぜ合わせ、塩で味を調整する。
  • 5、粗熱を取ったら冷蔵庫で冷やす。ガラスの器に盛り、半分に割った空豆を飾って出来上がり。
おだしレシピ考案舟久保琴恵… "72の季節"を食卓へ届ける旬レシピクリエイター。旬の素材を使うことで食生活をより自然に改善していくことを推奨。薬膳の知識に加えて素材への造詣も深く、商品開発、レシピ提案、料理教室など多くの分野で活躍の場を広げている。国際薬膳調理師、ジュニア野菜ソムリエ、豆腐マイスター、だしソムリエ資格所持。