カラッと素揚げ野菜のさばごま和え

フード:舟久保琴恵 / 撮影:有坂政晴(STUH) / スタイリング:大関涼子 / 構成・文:石垣優子(ぬまづの、おだし) / デザイン:ヤギシタデザイン

5/25初夏のレシピ

旬の野菜は、甘みと歯ごたえが楽しめる素揚げがおすすめ。

「カラッと素揚げ野菜の
さばごま和え」

季節効能

6月頃から旬を迎える「なす」に「いんげん」。旬の野菜は甘みがあるので食欲が進む上に、素揚げなら衣が無く糖質制限をしている方にもおすすめです。お通じの良くなる「さつまいも」と胃腸を調え元気が出る「蓮根」を加えて、身体から夏の準備を。

メモ

ポイントは、揚げる前と仕上げの2度に分けておだしを和えたこと。おだしの旨みが野菜にしっかりとつきます。おだしは濃厚な「さば」をチョイス。季節によってアスパラや人参、南瓜など野菜を変えても楽しいですよ。多めに作ってマリネやカレーの具材にも◎。


「材料 4人分」

■さばの、お粉   専用スプーン大盛3杯(大さじ1)

 なす       1本

 いんげん     10本

 蓮根       2節分(200g)

 さつまいも    1本(100~150g)

 揚げ油      適量

 白すりごま    大さじ1

 塩        適量

素揚げ野菜のさばごま和え

「作り方」

  • 1、なすと蓮根はひと口大に、さつまいもは5ミリ間隔の半月切りにする。
    いんげんは筋を取り、半分に切っておく。
  • 2、切った野菜に「さばの、お粉」と白すりごまをそれぞれ半分ほど振り入れ、混ぜ合わせる。
  • 3、揚げ油は低温の160℃にし、じっくり揚げる。火が通りにくいものから揚げはじめる。竹串を刺すなどしてややかためくらいになったら取り出す。
  • 4、素揚げした野菜に塩を振る。
  • 5、残り半分の「さばの、お粉」と白すりごまを野菜に和えて出来上がり。
おだしレシピ考案舟久保琴恵… "72の季節"を食卓へ届ける旬レシピクリエイター。旬の素材を使うことで食生活をより自然に改善していくことを推奨。薬膳の知識に加えて素材への造詣も深く、商品開発、レシピ提案、料理教室など多くの分野で活躍の場を広げている。国際薬膳調理師、ジュニア野菜ソムリエ、豆腐マイスター、だしソムリエ資格所持。