ふんわりおだしの香り広がる、人参のしりしり

food: kotoe funakubo / photograph: masaharu arisaka(STUH) / styling: ryoko ozeki

4/6春のレシピ

副菜に、お弁当のおかずにもぴったり。
たくさん作って常備菜にも。

「ふんわりおだしの香り広がる、
人参のしりしり」

季節効能

今回の主役は今一番食べてほしい「人参」。胃の調子を整え、消化の働きを良くしてくれる春の味方です。さらに、目のかすみやドライアイなど目のトラブル改善にも◎なので、花粉症などで疲れた目にもおすすめです。

メモ

簡単で手間もなく美味しいので、一番リピートしているのが、このレシピ。普通ならお醤油で味を調えるところ、おだしを2種類入れることで風味が強くなり醤油いらずに。ポイントは卵におだしを混ぜておくこと。卵にいわしの風味がつき、しっかりした味わいになってさらに美味しくなります。


「材料 2人分」

 人参         1/2本

 ツナ缶        1缶

 油          適量

■(A)いわしの、お粉 専用スプーン大盛3杯(大さじ1)

 (A)卵       1個

■(B)さばの、お粉  専用スプーン大盛3杯(大さじ1)

 (B)塩       小さじ1/2程度

人参のしりしり

「作り方」

  • 1、人参は皮をむき、1/2本すべてをスライサーなどでせん切りにしておく。
  • 2、(A)の材料を混ぜ合わせる。
  • 3、熱したフライパンに油をしき、混ぜておいた(A)を軽く炒める。
    炒めたら皿に取り出しておく。
  • 4、フライパンは洗わずに、そのまま油をしき人参を入れる。しんなりするまで炒める。
  • 5、オイルを抜いたツナ缶をフライパンに入れ、人参と混ぜ合わせる。
  • 6、混ぜたものに、(B)を振り入れさらに混ぜながら炒める。
  • 7、フライパンの火を止めずに炒めておいた(A)を加えて軽く混ぜ、
    すぐに火を止めて出来上がり。
おだしレシピ考案舟久保琴恵… "72の季節"を食卓へ届ける旬レシピクリエイター。旬の素材を使うことで食生活をより自然に改善していくことを推奨。薬膳の知識に加えて素材への造詣も深く、商品開発、レシピ提案、料理教室など多くの分野で活躍の場を広げている。国際薬膳調理師、ジュニア野菜ソムリエ、豆腐マイスター、だしソムリエ資格所持。