長ねぎと生姜のあったかさばスープ

food: kotoe funakubo / photograph: masaharu arisaka(STUH) / styling: ryoko ozeki

3/23春のレシピ

ちょっと肌寒い日のぽかぽかスープ、
切って炒めて煮るだけです。

「長ねぎと生姜の
あったか、さばスープ」

季節効能

「ねぎ」は消化を助け、冷えによる腹痛や風邪に効くので、この季節にはピッタリ。「生姜」は発汗作用があることに加えて、胃腸の調子を整え嘔吐を止める解毒作用があります。

メモ

おだしは、じんわり広がる優しい味にしたかったので「さば」に。「まぐろ」は生姜の風味に負けてしまうし、「あじ」だと今度は喧嘩してしまう。ニラを加えると、さらにあったかポカポカスープになります。


「材料 2人分」

■さばの、お粉  専用スプーン大盛2杯(小さじ2)

 豚ひき肉    100g

 長ねぎ     1/2本

 生姜      1/2かけ

 昆布だし    400cc

 油       大さじ1

 しょう油    小さじ1+1/2程度

 塩       少々

さばスープの作り方

「作り方」

  • 1、長ねぎは斜めにせん切りにする。長ねぎの白い部分7センチ程度を
    使って白髪ねぎも用意しておく。生姜も同じ様にせん切りにする。
  • 2、鍋に油とせん切りした生姜を入れて、弱火で熱し、生姜の香りを出す。
  • 3、豚ひき肉を加え、塩をひとつまみ(分量外)振り入れ、
    ほぐしながら炒める。
  • 4、昆布だしを入れ、「さばの、お粉」を加える。沸騰したら
    せん切りにした長ねぎを加える。
  • 5、鍋の中で長ねぎがしんなりとしたら、塩と醤油で味を整える。
  • 6、盛り付けの白髪ねぎを添えて出来上がり。
おだしレシピ考案舟久保琴恵… "72の季節"を食卓へ届ける旬レシピクリエイター。旬の素材を使うことで食生活をより自然に改善していくことを推奨。薬膳の知識に加えて素材への造詣も深く、商品開発、レシピ提案、料理教室など多くの分野で活躍の場を広げている。国際薬膳調理師、ジュニア野菜ソムリエ、豆腐マイスター、だしソムリエ資格所持。